査定金額が高ければ良いというわけではない

査定金額が高いところに任せれば間違いない、そう思っていませんか?

正直なところ、私は査定金額だけで決めるのは危険だと思います。
査定金額を高くして売却者を募る業者もありますからね。

どんな業者にお願いするべきか

査定金額が高いところでも、良い業者はあります。
ただ、その業者にはいくつか特徴がなければいけないと思います。

まず、本格的に査定をする場合、現地調査をしなければなりません。
実際に売るマンションの中身を確認するということですね。

査定で見られるポイントは

  • 日当たり
  • まどからの景観
  • 周辺施設
  • 水回りの管理
  • 壁、床のキズ
  • 騒音

などをプロの目で審査して、査定額が決まります。

査定額は、単に高く売れるかどうかをみるためだけのものではありません。

相場よりも少し高い、または低い時に、
「どんな根拠があってその値段をつけたのか」
という営業マンを見極める基準にもなります。

高く売る場合は「どこにそれだけの自信があるのか」
低い場合は「営業力でもカバーできない理由があるのか」
質問してみましょう。

計画を練っていて、どこからその自信がわいてくるのか、
その根拠をスラスラと話せる営業マンは信頼できる可能性が高いです。

納得できる戦略をあなたに説明してくれる人こそ、
あなたにとって一番良い業者だと思います。

査定額が高くても安くても、
あなたが信頼を置けると判断した業者にお願いするようにしましょう。

なお、査定が低い場所は、本当の値段をつけている可能性があります。

まず査定額を高くつけて、
売却を考えてもらうという企業戦略を使っていない分、
信用できる可能性が高いです。