内覧件数から適正価格を推測できることを知っていました?
内覧の予約は少なすぎても、多すぎてもいけません。
多い方がいいんじゃないの?
と思っているあなたに、理由を説明しましょう。
内覧件数で適正価格を調べる
内覧の予約は少ないより多いに越したことはありません。
ただ、内覧件数が多すぎるのには、価格に不安を感じます。
できるだけ高く売りたいと思っているなら、
内覧件数が多すぎるのはもったいないです。
内覧に来る人は「適度な価格だから」という理由もありますが
「とびっきり安いから」という理由で来ることもあります。
内覧件数が多すぎるということは、
「購入したい」と思っている人が普通より多いということになります。
つまり、内覧件数が多く、売れるまで早いのはうれしいですが、
「安すぎる可能性もある」ということになります。
はじめは「高すぎるかも?」と思っていても、強気につけると良いでしょう。
ただ逆に、相場よりかなり高めに設定してしまうと、
内覧件数が少なくなりすぎてしまう可能性があります。
マンションは決して安いものではないので、
中身を確認してから購入するのが当たり前です。
内覧を希望する人がいないということは
「見るまでもなく高い」
というのが購入する側の意見になってしまっているでしょう。
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マンションが売れないもう一つの原因
マンションが売れない理由は窓口が少なすぎているからかもしれません。
1社の不動産業者だけに、
売却するマンションの宣伝を行ってもらうのは効率が悪いです。
1社だけなら、もしかしてほしいと思っている人の目に、
留まらない可能性があります。
できるだけ窓口を広げておくことで、内覧件数が増えるはずです。
適正価格を調べるときは、
できるだけ多くの窓口にマンションの売却を依頼しておきましょう。
- 内覧件数は多いに越したことはない
- 多くなりすぎると適正価格より安く設定してしまっている場合がある
『たくさんの窓口に登録して、
総合で内覧件数が多くなっている』が一番良いと思います。
「1社で10件」よりも「5社で2件ずつ」の方が、
適正価格である可能性は高いです。
複数の業者に依頼することで、
適正価格を見極めやすくなるという得もあるので、
一括査定サービスを利用する価値は大いにあるということです。