横浜のマンション価格相場と不動産売買を扱う業者の特徴をまとめています。横浜でマンション売却を検討している人はぜひチェックしてください。
マンションの売却価格相場が高い地域は桜木町駅エリアや高島町駅エリアで、平均的な地域は伊勢佐木長者町駅エリアや関内駅エリアあたりです。売却価格が比較的安い地域は、下飯田駅エリアや立場駅エリアあたりになります。
不動産業者は大手の不動産業者3社と地元の不動産業者2社をピックアップしています。どの業者も人気なので、横浜でマンション売却を検討している人はぜひチェックしてください。
マンションの売却価格相場
横浜市ブルーラインの中古マンションの売却価格を知る上で、1つの目安になるのが現在の流通価格です。横浜市ブルーラインの中古マンション価格や特徴を見ていきましょう。
横浜市の中古マンションの平均価格は約2,430万円です。1㎡あたりの価格は約48万円、坪単価に直すと約157万円がだいたいの目安になります。
中古マンション物件の特徴としては築年数が約20年、駅からは徒歩で約11分、専有面積は約54㎡(16坪)という物件が多いようです。
エリアでの価格の違い
続いてエリアでの価格の違いを見ていきます。まず、比較的物件の価格が安いエリアは下記の通りです。分かりやすいように坪単価で見ていくことにします。なおエリアは駅名です
- 下飯田駅(56万円)
- 立場駅(66万円)
- 戸塚駅(95万円)
- 踊場駅(97万円)
次に中間的な価格帯のエリアです。こちらも同じように坪単価で見ていきます。
- 阪東橋駅(165万円)
- 仲町台駅(168万円)
- 関内駅(180万円)
- 伊勢佐木長者町駅(188万円)
最後に物件価格が比較的高価なエリアです。
- 新横浜駅(205万円)
- 横浜駅(216万円)
- 高島町駅(218万円)
- 桜木町駅(247万円)
※参考サイト:https://utinokati.com/
このように同じ横浜市内でも中古マンションの流通価格には開きがあるので、売却価格にも当然ですが差が出てきます。マンションを売却する人は、地域に関係なくなるべく高くマンションを売りたいと考えるはずです。
マンションを高く売るポイントは、1社だけでなく複数の業者の査定額を比較することです。これから紹介する横浜でおすすめの不動産業者を参考に、候補となる業者をいくつか選んでみてください。
横浜でおすすめの不動産業者
横浜という地域の中で不動産の売買に強い業者としては、どのような不動産業者を挙げることができるのでしょうか。
そこでここでは横浜に存在するマンションの売却に強い不動産業者を、大手不と中堅動産業者3社と地元の不動産業者2社、合わせて5社を挙げてみました。
各社それぞれ、不動産取引上の強みや特徴にはどのようなことがあるのかなど、マンション売却を検討している人にとっては興味深い情報を集めてみました。
まず大手及び中堅の不動産業者3社ですが、以下の通りです。
- SRE不動産株式会社
- 株式会社ランドネット
- きらめき不動産株式会社
次に地元の不動産業者2社は以下の通りです。
- 相鉄不動産販売株式会社
- 株式会社アレクト
SRE不動産株式会社
会社名 | SRE不動産株式会社 |
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所在地 | 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオンビル2F |
電話番号 | 0120-231-919 |
対応エリア | 東京・神奈川・千葉・埼玉・大阪・兵庫 |
WEBサイト | https://sony-fudosan.com/ |
SRE不動産が不動産売買の仲介業務をするときの一番の特徴ですが、いわゆる片手仲介しかやらないことです。
不動産売買の仲介には「売り仲介」と「買い仲介」があります。売り仲介とは売り主から物件売却の依頼を受けて、購入希望の買主を斡旋することです。
一方の買い仲介とは物件購入希望の買主に依頼を受け、条件のあう物件を見つけて売り主を斡旋することです。
そして片手仲介とは売り仲介、あるいは買い仲介のどちらかしかやらないことをいい、逆に一件の売り物件の仲介を依頼されたときに自社で買主まで見つけることを両手仲介といいます。
この両手仲介ですが、不動産業界の悪習といわれている囲い込みという行為を誘発するケースが多いので、売り主にとってはあまり有り難くない行為になっています。
囲い込みとは売り主から物件売却の依頼を受けた物件に対して、外部から一切接触をさせないで依頼を受けた不動産業者が文字通り囲い込んでしまうことをいいます。
不動産業者は物件の売却依頼を受けて売り主と媒介契約を締結すると、レインズ(不動産流通機構)に物件情報を上げなくてはいけない義務があります。
このため買主の依頼を受けている不動産業者から買主紹介の依頼が入ることもありますが、「商談中」などといって遮断してしまうケースを囲い込みといいます。
囲い込みをやられてもすぐに買主を見つけてくれればいいのですが、そうはいかないケースが多く出てきます。そうなると物件の鮮度が下がり、値下げをしなくてはいけないことが多くなります。このようなケースの場合、売り主は売却までの多くの時間の損失と、多額の金銭を失うことになります。
そうならないため、SRE不動産は両手仲介ができないように売却専門と購入専門のエージェント制度を導入しています。
その結果として、売却チームは売却依頼の売り主だけの利益を最優先しますから、システム上両手仲介が入り込む余地はありません。このためより高額で、しかも早期成約を実現しています。
株式会社ランドネット
会社名 | 株式会社ランドネット |
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所在地 | 東京都豊島区南池袋1-13-23 池袋YSビル6F |
電話番号 | 03-3986-3981 |
対応エリア | 東京都・神奈川県を中心に全国区及び海外 |
WEBサイト | http://landnet.co.jp/ |
株式会社ランドネット(以下ランドネットという)は、東京都豊島区に本社があります。平成11年に設立された会社なので、業歴は19年になる会社です。
主幹業務としては不動産投資事業、投資用中古マンションの売買仲介・賃貸仲介・賃貸管理、不動産コンサルティング、不動産投資関係の書籍出版・セミナー開催、不動産賃貸事業リノベーション事業・リフォーム事業となっています。
ランドネットはランドインシュアという賃貸保証をする連結子会社を持っていて、さらに台湾、香港などの海外にも連結子会社を持つなどグローバル化を図っている企業です。
不動産投資を国内に限らず海外にも展開をと考えている、ちょっと違った視野で企業活動をしている会社だといえます。
きらめき不動産株式会社
会社名 | きらめき不動産株式会社 |
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所在地 | 神奈川県横浜市中区本町4-43 PLACE馬車道5F |
電話番号 | 045-633-3858 |
対応エリア | 東京都・神奈川県 |
WEBサイト | https://www.kilameki.co.jp/ |
きらめき不動産株式会社(以下きらめき不動産という)は神奈川県横浜市に本社があります。対応エリアは主に東京都と神奈川県全域になります。
日本国内の宅建業協会に所属しているだけではなく、全米不動産管理協会の会員にもなっていて、不動産ビジネスの新しい側面を切り開こうとしています。
企業としての主幹業務は、土地建物取引業務・不動産売買業務・不動産投資コンサルティング業務・収益不動産管理業務・不動産投資セミナー業務・損害保険代理店業務となっています。
不動産投資物件を得意としているため、公認不動産コンサルティングマスターという特長とサービスを前面に打ち出しています。
相鉄不動産販売株式会社
会社名 | 相鉄不動産販売株式会社 |
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所在地 | 神奈川県横浜市西区北幸2-9-14 |
電話番号 | 045-319-2100 |
対応エリア | 神奈川県全域 |
WEBサイト | http://www.sotetsu-re.co.jp/index.asp |
相鉄不動産販売株式会社(以下相鉄不動産という)は、神奈川県横浜市に本社があります。設立は1983年ですから、業歴は35年目に入ったことになります。
相鉄不動産は小田急不動産と同じように、グループ会社の相鉄線沿線の物件に特化しているという特徴があります。相鉄沿線に12の拠点を構えるほか、東京にも法人営業センターを構えています。
企業としての主幹業務は土地建物売買の仲介・賃貸及び賃貸管理・土木建築工事の設計施工の請負・建築資材、住宅設備機器、家具、室内装飾用品及び造園機器の販売・損害保険代理業となっています。
小田急不動産と同じようにグループ会社である相鉄線沿線のブランド化を図っているため、イメージを大切にした戸建てやマンションの開発を主眼にしています。
相鉄不動産が販売している代表的な新築物件はGRACIAというブランドで、マンションと戸建を手掛けています。またリノベ―ションマンションはRenUPsというネーミングのブランドで展開しています。
株式会社アレクト
会社名 | 株式会社アレクト |
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所在地 | 神奈川県横浜市中区山下町24-8 |
電話番号 | 045-228-8551 |
対応エリア | 神奈川県 |
WEBサイト | http://www.alekto.co.jp/index.html |
株式会社アレクト(以下アレクトという)は、神奈川県横浜市に本社があります。19997年創立なので業歴は21年目に入ったところですが、物件をリノベーションすることによって新しい価値を創出する手法で成長をしています。
企業としての主幹業務は不動産買取事業(リノベーション再販事業)・不動産売買の仲介、交換、所有・賃貸仲介並びに所有、管理及び利用・不動産コンサルティング・不動産管理業・リフォーム関連事業となっています。
現在の不動産業界は「多様化するニーズに応える不動産が評価される時代」だということを掲げて、前述のようにリノベーションによって物件に新たな価値を創出していく手法を展開しています。
まとめ
横浜のマンション売却の価格相場とおすすめの不動産業者をいくつか紹介してきました。途中で簡単に解説しましたが、マンションを高く売るポイントは、複数の業者の査定額を比較することです。
上記で紹介した業者は、口コミで評判の高い業者を選んでみましたが、必ずしも自分に合っている業者とは限りません。
自分に合った不動産業者を探すには、不動産一括査定サイトが便利でおすすめです。インターネットの簡単な入力でサイトに登録している複数の業者の中から、査定額の高い業者選んでくれます。しかも無料で使えます。
「査定額が高い=自分に合った不動産業者」の可能性が高いですが、1社だけ額が高い場合は注意が必要です。後の値下げを見越して、ワザと高く査定している可能性があります。
一括査定サイトを利用する際の注意点を理解して利用すれば、マンションを高く売ることができるでしょう。
マンション売却の一括査定サイト
マンションを高値で売るためには、良い不動産業者を見つけることが一番重要です。一社だけではなく、複数の業者を比較してから決めることをおすすめします。
無料で使える一括査定サイトもあるので、このようなサービスを利用して候補となる業者を選びましょう。
一括査定サイト経由なら、詐欺まがいの悪質な業者に当たることもないので、安心して査定を依頼することができます。
ソニーグループが運営する「SRE不動産」は、他の一括査定サイトや大手不動産業者にはない、大きな特徴があります。それは「エージェント制度」を導入していることです。
SRE不動産に対してマンションの売却を依頼した場合、エージェント制度により、売却のみに専念してくれる(両手仲介をしない)ため、物件を高く早く売却できるような環境を提供してくれます。
利用できるエリアが東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、兵庫、京都、奈良に限定されていますが、利用できる売主にとってはかなり有利なサービスとなっています。
SRE不動産は、他の一括査定サイトとは提携していないため、直接、公式サイトから査定を申し込む必要があります。
査定は無料ですので、該当する地域の方は、まずSRE不動産の無料査定を利用してみましょう。
HOME4Uは、NTTデータの運営するサイトで、マンション売却一括査定の最大手です。
三井住友トラスト不動産や、東急リバブル。野村の仲介+、三菱UFJ不動産販売など、国内大手の不動産業者はほとんどカバー。
地域密着型の中小業者を含め、約900社の不動産会社が登録されています。
どの一括査定サイトを使うか迷っている方や、信頼度で選びたいという方には、HOME4Uの一括査定がおすすめです。
その名の通り、分譲マンションの売買に特化した、特殊な一括査定サイトがマンション.naviです。
業界ではかなりの老舗で成約件数も多く、信頼度の面ではHOME4Uに並ぶといってもいいでしょう。
一度に査定できる業者数も9社と多く、できるだけ多くの業者を比較したいときにも便利。
またマンション.naviの場合、売却ではなく「業者の買取」を希望することもできるので、多少安くてもいいから、とにかく急いで売りたいという人におすすめです。