壁が汚れている、少しキズがある、
それならリフォームした方が良いと思っていませんか？
リフォームした方が高く売れると思っている人が結構いるみたいです。
確かに値段を高くすることはできますが、
高く売れるとは限らないので注意が必要です。
リフォームはコスパが悪い
買い手が欲しいと思うマンションは、
できるだけ値段が安いマンションだと思います。
「キレイなマンション」でも、「新品のようなマンション」でもないということです。
リフォームした場合、値段の高いマンションになってしまう原因を紹介します。
- リフォーム料金を上乗せして売却することになる
- リフォーム料金が含まれた価格で不動産業者は売り出しを提案している
- リフォームを自分たちの手でやっても良いように、安い物件を買い手は探している
この3つの条件が付くため、売却前にリフォームしてしまうと、
逆に買い手が少なくなってしまうのです。
生活感のある汚れや、劣化した汚れなら、
買い手は何一つ気にせず購入するでしょう。
よっぽど汚れがひどいなら、
ハウスクリーニングを数万円で頼んだ方が、コスパが良いです。
リフォームをするというのは、
あなただけの判断でしてはいけないということもあります。
買い手は中古マンションを買った場合、
ほとんどがリフォームすることを考えています。
特にキッチンやお風呂は、
自分たちの好きなようにリフォームしたいと思っているでしょう。
そのためにリフォーム代を確保するため、
できるだけ値段の安いマンションを探しているのです。
「リフォームしてください」という要望がない限り、
リフォームをする必要はないということですね。
もし、先にリフォームをしてしまった場合は、
どこをどのようにリフォームしたのかを、不動産業者に伝えておきましょう。
「この部分がどの業者に頼んでこうしてもらった」
例えば一級建築士の名前が上がれば、ポイントになるかもしれません。
単にリフォームしたというよりは、
アピールポイントにしてしまった方が得なので、
もししてしまった場合は、不動産業者に相談しましょう。
