マンションが売却できるまで、そのマンションに住み続けることになると思います。
基本的にマンションは、人が住んだ瞬間から売値相場が下がってしまいます。
では、1年でどれくらい売値相場が下がってしまうのか見てみましょう。
1年で売値相場がどれくらい下がるのか
もし、3000万円でマンションを購入したとしたら、
住み始めた瞬間に700万円~1000万円価値が下がります。
残り2000万円ですが、
1年間で50万円~100万円マンションの価値が下がります。
もしあなたが10年間住み続けたとしたなら、
買った当時から最大2000万円の価値が下がっている可能性があります。
そうなれば、相場がだいたい1000万円になりますので、
マンションは買った当時と比べて、
3分の1の値段でしか売れないということになります。
この位のスピードで売値相場が下がっていくという目安ですので、
実際はもっと高く売れる可能性は十分にあります。
立地条件、部屋の劣化具合などで、価値が変わってくるので、
最低これくらいは考えておかなければいけないと思っておいてください。
また、景気や時代によっても少しずつ相場が下がるスピードは変わってきます。
そして、マンションの人気度でも、売値相場の下がり具合が変わってくるでしょう。
マンションの価値を取り戻すために、リフォームをすると良いかもしれません。
リフォームにはお金がかかりますが、
リフォームした方が見栄えが良くなるので、
値段を高くしても売れる可能性があります。
売値相場プラスリフォーム料金、
さらに利益が出るような値段設定にできると得をしますね。
結局は売り手がつけた値段を買い手が納得すれば良いだけです。
だいたいの相場は決まっていると思いますが、
ほしいと思えば相場以上でも購入してくれます。
一人でも多く興味を持ってくれる人を作るために、
窓口を広げておいた方が良いでしょう。
窓口が広ければ、ひとつのところで気に入ってくれる人がいなくても、
もう一方で高値で購入してもらえる可能性もあるでしょう。
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